katzenpfotenのブログ

Das Glück liegt auf der Straße:)

雑器と喫茶 それから

京都も梅雨に入った模様。

しとしとと雨の日が多くなっています。

 

土曜日の今日は、一昨日まで降っていた雨の湿り気をかすかに残しながら、薄曇り。午前からの用事が済むころには、明るさが増し、晴れてきていました。

 

ぶらぶらと寺町御池エリアへと歩いていると、ふと目に留まった小さな看板。

 

「雑器と喫茶 それから」

 

何度も歩いている通りだったので、通り沿いに並んでいるお店の存在は少しばかり知っていましたが、それらの看板と一緒に並んでいた、「それから」の看板に目が留まったのは、今回が初めてでした。

 

陰る路地の奥に、趣ある町屋の木戸が明るく照らされて在りました。

 

 

導かれるように

路地を通り抜けて

木戸を引き

ガラス張りの玄関

ここでいいのかしら、と戸惑っていると

マスターが温かく迎えてくれました。

 

中は、時間の流れが異なる、

本当に別世界でした。

 

大きなガラスのテーブルに相席。

しかし一人でゆっくりとその空間に浸ることができる。

音楽と明暗と、時の積み重ね、緑の生命を感じる苔むした坪庭。

 

あの路地は本当に別世界に通じていたんだ、といってもおかしくない。

 

本を読むのにとても心地よい

とても落ち着いた空間だけれど

ただ何もせずに

空間に身をゆだねてもいい空間。

だけどだけど、

気さくなマスターや相席になった方とも

気軽に気さくに話に興じれる空間でもある。

 

聚洸のお菓子、おいしいですよ、

と相席になった常連さんに教えていただきました。

 

今回はアップルケーキとコーヒーにしたので、

次回はぜひ聚洸のお菓子を、そしてこの空間に浸りに、また行きたいと思います。

 

 

今日は特別な場所に導いていただきました。

ありがとうございます。

 

はんなさんでモーニング

気になっていたお店にモーニングがあると知り、日曜日の朝に行ってみました(*^^*)

 

・自家製甘酒を練りこんだパン

ライ麦配合のパン

・レーズンとクルミのパン

・ミニサラダとミニジュース

 

朝から体に優しい感じがするモーニングでした。食べ終えた後はちょっと物足りないかも~と思ったけれど、帰り道にじわじわと満腹感を感じていました(笑)

 

大型連休が明けて仕事が始まった今週。体を仕事のリズムに慣らしていくのと、新しい係の雰囲気・ペースに慣れていくのに、ちょっと疲れを感じていたみたい。晩御飯後の睡魔に抗えずうたた寝、深夜に起きてシャワーを浴びて寝る、というパターンになっていました(;´▽`A`` 

 

次の1週間はもうちょっと気持ちよく元気よく過ごせるよう自分を整えていきたいと思います('ω')ノそしたら週末は英会話サークルのイベントに初参加!ハイキングとBBQだなんて、ドッキドキです!

sprechen &hören B2 bestanden

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先月受けた、B2のsprechen とhören が合格しました\(^o^)/うひゃー


どちらもギリギリセーフでの合格でしたが、合格は合格ということで、しかもB2はずーっと目標にしてたレベルなので、合格のうれしさもひとしおです。

(☝︎合格ワードを連呼)


今秋はlesen とschreiben を受けます。

モチベーションアップだぜ(*゚▽゚*)


あと、前からやろうやろうとしていた英語の勉強も、英会話サークルに参加し始めたので、これを機に再開します。はい、やります、徐々に!英語は英語でやっぱり音やイントネーションがおもしろいなぁと感じるます。


最近は転職のことを考えることも多くなってきました。なので勉強と転職(活動)の時間の切り替えをちゃんとするのが目標です(๑・̑◡・̑๑)


約10年ぶりの試験

約10年ぶりにGoethe試験を受けました!

 

前回受けたのはA1。念のため取得しておくように、とお世話になるAu-Pair家族に言われての受験でした✍ 

そのあとに受けたことのある試験は漢字検定の2級。それは確か5年前くらい?

 

今回はぐっと背伸びをしてB2受験でした( *´艸`)

hoerenとsprechenの2Modulのみだったので、幸か不幸か2時間も空き時間があり、もう終始緊張しっぱなしで肩は凝るし(←これはたぶん下着も問題だった…( ;∀;))、マークするときには手が震えた(>_<)もう生きた心地のしない一日だったけど、終わった後にAux Bacchanalesのレモンタルトとカフェで一人反省会をして、気持ちを整理して、結果的に今回の受験をプラスにとらえることができたので良しとした!(ノ´∀`*)ウフフ 

hoerenの問題を聞き取れたら楽しそうじゃない?!とか、もっといい感じでsprechenできるようになった自分、かっこいいじゃん!?と妄想すると、次の試験に向けてのモチベーションになりました。はい、単純万歳(/・ω・)/

そう、この二つが上達していくってことは、つまり普段のラジオやpodcastで聞き取れることが増えるし、Tandemとの話もぐっと広がっていくってことだよね、って思ったら、やるっきゃねーべ!初心にもどって、おざなりにしていた基礎文法から固めていきます(*^^*)

 

そして、どうしてドイツ語を勉強しているのか、理由は別になくてもいいと思うけれど、改めて考えてみました。というのも、sprechenで試験管にこう質問されて、Gespraechspartnerin(大学4回生)が「将来いつかドイツに住みたいから」と言っていて、20代前半の頃は私も同じようなことを思って勉強していたなぁ、と思いだしたから(*´ω`*) 

 

f:id:katzenpfoten:20220416231445j:plain今は、どうして?? 今も、どうして?? 🍞🌱🍰🎵🚴


冬のなんかいいこと

朝、目を覚まして窓を開ける。

ベランダから空を眺めて、伸びをする。

ひんやりとした冬の空気を吸い込む。

 

出勤途中、交差点で朝日が橙色に照らしてくれる。

放射状に暖かな色を放つ。

 

1日の仕事が終わり、会社の門を出ると、

空にはきらっと輝く、三日月。今夜は麗しい輝きをした上弦の三日月でした。

 

帰宅して、窓を開ける。

ベランダから空を眺めて、伸びをする。

 

冬の大三角が見える。

 

冬は寒くて、暗い時間が長い。

だから、小さな美しものや優しいものに気づきやすいのかもしれない、

 

なんて思いながらIngwer&Zitrone Tee を啜る夜。

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古本市の秋

たまたま通りかかった駅地下の広場で古本市に出くわした。

(ピピピっ‼︎ 頭の中で警報が鳴り響いた。
古本市に足を踏み入れたが最後、おもしろそうな本に出会ってしまったらどうする⁈お前はまだ積読本があるだろう‼︎ それに引っ越しを控えているだろう‼︎)

しかし、スマホの目覚ましアラームを止めるが如く警報は止められて、花の蜜に誘われる蝶の様にふらふらと引き寄せられ、足は古本市に進んだ。
(蝶は意思もなく自己を制御できずにフラフラと花に引き寄せられるのだろうか?)

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古本市は、当たり前だけれど棚ごとにその古書店の色があるから、こういう場所では一歩進むごとに、棚を一つ移るごとに、全く異なるジャンルの本がすぐそこに並んでいるから、覗いてみるだけでも楽しい。

それにポストカードや古地図、浮世絵の複製画、ビンテージ広告など紙ものも、なかなか豊富に揃っている。なんか良さそうなのないかな、と漁ってみるのも楽しい。

さて、そして…。
やはり出会ってしまった読んでみたい本たち。
・カラスの教科書
・からくりからくさ
・書物の出現(上下)

結論から言おう。
全てがお持ち帰りと相なったのである。

上の二つは文庫本だった。少々悩んだものの抗うことなくお会計へ。(一冊300円くらい。ビニールカバーがかけられており状態良し)
下の二つは学術書的な、というか結構ガチな学術書である。古書なので値は新品よりも下がってはいるものの、今の自分にはそこそこの値段だったので、悩みに悩んだ末、断念した。その時は。

しかし、帰り道、気になった。「開催期間中にまた来てあったら(買おう)」とか「古本市が終わっても次どこかで再会したその時に」とか「でも、こんなに気になるけどもう二度と出会えなかったら?」とか「え、これって恋愛と一緒じゃん?」とか…。Googleで「気になる本 どうする」「気になる本 買うか?」と検索をかける始末。

そこで見つけた記事の一文。
「気になった本は買うべし。ただし破産しない程度に」

そして友だちに話した返事。
「めちゃめちゃおもしろそう…」
「読んでみてぇ〜」
(だよね!おもしろそうだよね!読んでみたいよねーーー!!)

そして買うことに決めたのである。

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この秋冬の読書タイムはこの世界観に浸るだろう。珈琲とお菓子を用意して。

機種変更した

かれこれ6年くらい使用していたiPhone6(SIMロック解除不可)をiPhoneSE(第2世代)へついに機種変更しました📱

 

今まで愛用していたiPhone6は、福岡での日々、タイと台湾へ行ったとき、ドイツWHと、あらゆる青春の日々をともに駆け抜けた、頼りになる存在でした。

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台湾旅行の際に見つけたお気に入りのスマホケース。このデザイン、好きすぎる。

感謝感謝!

 

そんな頼りがいのあるシックスでしたが、なぜ機種変更を決めたのか。主な理由はSIMフリースマホに変えたかったから!

 

気が付けば(福岡にいた頃からすでに)世界中でSIMフリーが当たり前となり、海外渡航の際は現地でSIMカードを入れ替えれば、渡航前のキャリア設定変更手続きもなく現地での通信手段を容易に得られて、また国内においては格安SIMがどんどん出てきているから、今後の使用用途を考えたら、変えない理由が見当たりません。

 

なのに何故ずっと変えなかったのか。理由は簡単、まだ十分使えていたから (笑) そしてやっぱり愛着があったから。と、まぁ上記の理由で一念発起、思い立ったら吉日ということで思い立って家電量販店に足を運び、機種変更に至ったのでした。

 

機種変更して、諸々セッティングしていると、iphone6SIMロック解除不可)でドイツを過ごしたことを思い出しました。

 

iphone6SIMロック解除が叶わなかったため、ドイツWHの際はSIMなしで、データローミングを常にOFFにして持ち歩いていました。つまり、カメラとメモ機能、時計機能くらいしか用をなさない状態。電話は一応現地のプリペイドを持っていたけれど、ほぼほぼ使うことはなく、Wi-Fiのあるところだけで通信。 

 

どこか知らない場所へ行くときは事前に情報収集して書き留めておくなり、スクショしておいて、それでも道中わからないことがあったら、人に聞く、という古来より全人類に伝わる共通行動をとれば解決✌ 人って親切で温かいんだなぁと感じたことも一度や二度ならずありました。尋ねる勇気を養えた気もします笑

 

幸いにもドイツ(ベルリン)はカフェや駅のネット環境がよく整っていたし、家にはネット環境があったから、十分事足りていました。

 

何かとスマホをすぐに見てしまう生活の今からすると、ドイツでのこの環境はいい時間を過ごすことができていた気がするなぁ、と思い返します。今でも、気を付ければいいだけの話なんだけど 笑

 

ふとドイツでの生活を思い出したら、ここに書いてみたくなりました。そのうち振り返って書いてみようと思います^^(いつになるやら 笑)