惚れたアロマキャンドル
ふらりと立ち寄った百貨店でアロマキャンドルを買った。
レモングラスは爽やかでスッキリとした香りで、温かな色合いが優しい気持ちになれるなぁと思って、この子に惚れてしまった。
今日は作家さんがちょうど売り場にいる日でいろいろ 説明してくれた。
なんとキャンドルの炎は1/fのリズムを刻み、これはそよ風や人間の鼓動と同じリズムであることから生体に快感を与えるリズム、なんだとか。
1/fの揺らぎといえば、これは電車で体感するあの心地よい揺れと同じもの。電車の揺れと炎の揺れに共通項があったとは!と驚いていると、
キャンドルを灯すと森林や滝よりも多いマイナスイオンが放出されます、と説明を続ける作家さん。
今まさに森林を歩きたくて、滝も見に行きたい私にピッタリすぎでしょ。こころは揺れた。1/fのリズムより激しく…。
そしてこの惚れたキャンドル、よく見ると木芯で珍しいなぁと思ったら、作家さん、「木芯は火をつけるとパチパチと小さな音がするんですよ」
ノックアーウト。
実はキャンドルを灯すことは初めて渡独した頃から好きで、小さなキャンドルを部屋でこっそり灯していた。それは手のひらにチョコンと乗る可愛らしいサイズて香りもないもの。
懐かしいかな、ベルリンにいた頃、友だちとドライフラワーをあしらったアロマキャンドル作りをしようと、そして更にはWir wollten versuchen sie auf dem Flohmarkt zu verkaufen!!ということもあった。 結局、試作まででFlohmarkt で販売まではできなかったけど、楽しい思い出。
キャンドルの火の温かさが、より心にしみてくる少し肌寒くなる秋冬に灯すのが、今からもう楽しみ。灯したら友だちに写真撮って、懐かしい話もしたいな。